国際協力キャリアフェア2013年でのファシリテーター養成コース募集ワークショップ



国際協力キャリアフェア2013

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コンサルタント会社のブースでの順番待ち
国際協力関連書籍コーナー
国際協力関連書籍コーナー
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求人・ボランティア情報コーナー
JICAの仕事セミナー
専門家によるカウンセル
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各団体資料コーナー
グローバルリーダーに求められるファシリテーションスキルセミナー
グローバルリーダーに求められるファシリテーションスキルセミナー

キャリアを磨け。世界に飛び出せ。をテーマに、国際協力キャリアフェア2013が開かれました。拓殖大学のファシリテーター養成講座のプレゼンで参加してきました。内向きな若者が多くなった日本においてグローバル人材育成は大きな課題ですが、会場には大勢の人が集まり熱気を感じました。

会場では、専門家によるカウンセリングのコーナー、団体・機関の個別ブース、求人・ボランティア情報コーナー、国際協力書籍コーナー等盛りだくさんで、地方からこのフェアのために上京してこられた方も多いようでした。

平均学習定着率に対する調査においても、講義を聞いただけ5%に対して、グループ討論を行った場合50%となり、自ら体験することにより75%まで上昇するデータもあります。(米National Training Laboratories)

これは、日本で青年海外協力隊が帰国後に成長したと思う能力をアンケート調査した結果を見ても、柔軟性20%、異文化理解15%、語学力12%、コミュニケーション能力10%、実行力9%、ストレスコントロール7%となり、企業の求めるグローバル人材に必要な能力を十分カバーできています。(JICA青年海外協力隊帰国後進路状況・社会還元活動調査2012年)ファシリテーションは、参加、体験型であり、これからの教育方法の主流にもなりえるのでしょう。このスキルを身につけることは自らのスキルを高めるだけでなく、グローバル人材育成にはなくてはならないスキルとなると考えています。

今回は、最初にセミナー参加者のアイスブレーキングとして、斉藤のキャリアパスを紹介した後に、グループでキャリアパスを自己紹介しあい、グループの中で魅力的なキャリアパスを他己紹介してもらう短いワークショップを行いました。たったこれだけのことですが、参加して良かった。友達ができた。人のキャリアパスを知り、自分も頑張る気持になった。など、前向きな感想をもらいました。

このように、アイスブレーキングはファシリテーションの基本ですが、これにより自分がセミナーに主体的に関わる接点ができたことがわかります。実は参加者は孤独で、共有できる接点を求めているのでしょう。ファシリテーターがその壁をアイスブレーキングで取り除くだけで、場が開け、主体的な参加に変化してくと考えられます。

拓殖大学 国際開発教育ファシリテータ養成コースはすでに募集は始っています。35名程度しか募集しないため、3月23日締め切りですが、毎年、満員で断る方が出ます。受講してみようと思う方は早めにご連絡ください。