ベトナム人Viet Namの「日本語教育」にも「自ら考え、行動する力」をつける、アクティブーラーニングが最適のカリキュラムになる。適性検査をしてみれば違いが判る。無料トライアルご相談ください

日本は、2020から新学習指導要領に能動的学習法(アクティブラーニング)が取り入れられます

2020年日本もやっとアクティブラーニングが教育指導要領に基づいて実施されようとしています。従来の知識詰込み型、ただひたすらノートをとる受動的教育から、自ら学ぶ能動的学習が広がります。これにより「自ら考え、行動する力」「他者と協力する力」「新たな問題を発見・解決する力」を身に着けていくことになります。2020年度からの新学習指導要領では「主体的、対話的で深い学び」という理解で、あえて表記として「アクティブラーニング」という言葉を使わないそうですが、海外から流入してきたアクティブラーニング、そのものです。暗記中心の従来型が逆転するわけです。やっと日本も変わってきたと思います。

ベトナムの日本語教育は暗記詰込みの一斉授業がまだまだ行われています

しかし、ベトナムでの日本語センターの日本語教育はは多くが、受動的学習法が全盛なのです。しかも、日本でいえばひと昔まえの一斉授業で、暗記、詰込み式です。日本人の先生が教えているところは、まだいいのですが、ベトナム人の先生だけで教えているところは、問題が多いです。

立たせたり、罰金をかすような授業も見ました

テストの結果で、覚えが悪いと、あなたが厳しく教えないからだとといわれることもあります。「厳しく教えれば覚える」という考え方なのです。日本ではいまでは御法度ですが、覚えが悪い生徒を、廊下に立たせるなんていうのもあります。さらに、罰金を課したりするのも普通です。行き過ぎだと思いますが、ひどい例もありました。おしゃべりをしたり、居眠りする生徒がいるから「生徒は立って授業をさせるのが良いという意見で」、エ?と思いましたが、それが職員会議で通ることもあります。いわゆる軍隊式の教育を普通にやります。

生徒の能動的な学習作業も評価されないセンターもあります

授業で「あいうえおカルタ」を取り入れて活動させると、生徒は、積極的に参加し喜ぶのですが、はたで見ている他の教師の反応は、ただ面白がっているだけで、ノートもとらせていない、遊ばせてどうするのだという反応が多いです。自分たちが受けてきたベトナムの教育が、板書中心の一斉授業で、そこでの暗記で受験を乗り越えてきた人たちですから、自分の経験からそう考える先生が多いのです。

朝礼で、悪いことをした生徒をつるし上げることもあります

また、日本人が校長となっているセンターの中においても、校長となっているのは、企業の企業教育担当者だったような人の場合、いわゆる今の日本の教育界を知る人ではありませんので、軍隊式教育を好みます。生徒に対して、暗記、復唱を基調とする訓練教育を課します。朝礼で、悪いことをした生徒を、前に並ばせ、マイクで徹底してつるし上げ、謝らせ、そのうえで罵倒して、朝礼で並んでいる他の多数の生徒に聞かせ、矯正させる方法です。

昭和のころに、日本の教育でもあった方法ですが、いまでは、学校教育でそのようなことをしたら、日本の先生ならアウトなのは誰でもわかりますが。それが未だに生きているセンターもあります。このような理解での教育は、日本の教育の悪い理解に進みます。これが「集団行動」を基調とする「日本式」だと思われたら世界から間違った烙印をおされ、大変なことになります。ほんとに恥ずかしいのでやめてほしいです。

日本の企業で働いてもらいたい人財は自ら考え改善し行動できる人財です

「自ら考え、行動する力」「他者と協力する力」「新たな問題を発見・解決する力」をつけてこそ、人間を生かす教育です。日本で長く働いてくれる人財を育てることは、日本と、ベトナムとの今後の長い協力につながります。SDGsでも言われる、持続的な開発のためには、自立的な人材を育てる必要があります。このような人財は「アクティブラーニング」で育てることができます。そのような環境で育った人財こそ、日本の企業にとっても頼りになる人財に育ちます。

アクティブラーニングは「自ら考え、行動する力」「他者と協力する力」「新たな問題を発見・解決する力」を養っていく教育なので、自立的に学習していく力が身に付きます。教室内でのグループ・ ディスカッション、協働学習、ディベート、グループワーク等、能動的な学習方法を多用します。生徒は常に主体的に学習にかかわることになります。授業で、参加意識を盛り上げ、モチベーションを高めると、自分でさらに学習を進める力が付きます。その力で反転授業として、家での宿題学習を活用すると、授業時間が何倍にも広がることになるのです。語学においては、どれだけその言語に接していたかは大きいので、反転学習を生かせば、日本語学習は、学校で学ぶ以上に速く進むことになります。

言われたことしかやらない人財でなく自分で「改善」して進歩していく人財が欲しい

いわれたことしかやらない、できない人財では、話になりません。自分で考え「改善」していける人財が必要なのです。

日本語センターでベトナム人を採用する日本の企業の皆さんは、採用面接の時に、ベトナム人のはきはきした態度や、質問に即座に日本語で答える姿に、日本での面接では見られない懐かしい新鮮さを感じてしまうこともあるでしょう。

日本語センターで、面接の前に何度も練習をしているからです。暗記、復唱は、従来型の教育の得意な分野です。想定質問が出れば、難なく答えを出してくれるのです。よどみなくすらすらと出る言葉に、面接官は素晴らしいと思ってしまうこともあります。

つまり、普通の面接では、人財の本質を見分けるのはとても難しいと思われた方がよいでしょう。想定外の追加質問をすることで見抜けはしますが。誰でもできるわけではありません。

輝くベトナム人を採用するのは、教育方法も確認してほしいです。従来の板書中心の受動的教育法を続けている日本語センターは避けた方がよいでしょう。びっしりとベトナム語で説明している板書をみると、どのような授業をしているかすぐにわかります。文法だけなら、それもありかもしれませんが、それ以外でも同じ形態で教えています。生徒活動は少なく、ノートをとることに時間を割いています。

「科学的人財可視化」は必要です

やはり採用で選ぶなら「科学的人財可視化」が必要です。面接事前のクラウドでの質問に答えてもらうだけで、人財の適性が視覚的に理解できます。それを見て、適性の強みや弱点のところを確認する質問をすることで、その人財の深い本質を知ることが可能です。それこそ、必要な経費と考えるべきです。適性検査をやってもらうと、80%の確率で、その人の輪郭がはっきりします。それを見て、想定外の会話で「コミュニケーション能力」を質問で確認すれば、良い人財を採用することができるはずです。

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ベトナムでの日本語教育はまだまだ、1対多の一斉授業が主流です。アクティブラーニングが適しています。アクティブラーニングでは、能動的学習を主とするため、従来の受動的学習法とは大きく異なります。