国際協力への第一歩 ~青年海外協力隊員からのアフリカレポート24~



tanjyoubi
職場の方からプレゼント。僕の気持ちということで、ハートのキーホルダーをいただきました。笑
bbq
同期集合の恒例行事、BBQです。今回は新隊員も一緒に行いました。ガーリックトーストやサラダも作ってお腹いっぱいになりました!
gakkou
学校でのいきなり環境教育をやることに。現地の方の助けをもらいながらも、ポルトガル語でアドリブでできるようになった自分に成長を感じました。

ボンディーア!(おはようございます!)青年海外協力隊員の関朱美です。
モザンビークに来てとうとう1年が経ちました。そうです、任期の半分が過ぎてしまいました。ここからは、いよいよ折り返しです。今回はこの赴任1年後の健康診断や活動についてお伝えします。

赴任1年後の健康診断、同期との再会
協力隊ではそれぞれの国によって異なりますが、モザンビークは赴任1年後に健康診断が行われます。そのため、この健康診断のために同期隊員が首都マプトに集合しました。訓練の時からずーっと一緒に頑張ってきた同期、久しぶりに集まってもやっぱり同期という安心感があります。私たちの隊次は集まるとBBQをドミトリー(隊員連絡所)で行うのが恒例で、今回も同期のみんなでBBQを行いました。今回はちょうど1年違いの後輩隊員もモザンビークに着任してドミトリーに泊まっていたので、後輩隊員も誘って大人数でBBQをしました。私たちが27年度2次隊で、今回着任したのが28年度2次隊ということで、同じ2次隊繋がりで交流ができました。そして健康診断ですが、検尿、検便から採血、レントゲン等しっかりと検査されます。もしかしたら意外と思われる方も多いと思いますが、モザンビークはこの健康診断で大抵の隊員はコレステロールが高く出るようです。モザンビークは安い油が使われていて、しかも大量の油を使って調理されているものが多いので、結果そうなってしまうらしく、私も微々たる数値ですがコレステロールは若干高めでした。気になるところはそれくらいでその他は相変わらず健康です。残りの1年も健康には気を付けていきます!

自分の活動を振り返って
モザンビークでの生活が1年間過ぎて、今までの活動を振り返ってみると、やっているようでやれていなかったり、やれていないようでやれていたり、その活動を続けることは意味のあることなのか、本当に現地の人のためなっているのか、これからどんなことをしていくべきか、たくさんのことを考えて、あい変わらず悩んでいるなぁと思いました。初めの1年は配属先や外部の団体との関係性つくりがメインでその中で、赴任当初から考えていたコンポストや環境教育、住民への啓発活動についての企画・提案をし続けて、活動の土台を築き、そのおかげで1年目の後半には活動が動き始めました。そして、2年目になる今、このままこの活動を続けていって良いのか、残りの期間でできることは何か、本当に継続性があるのか、修正するべきところはあるのか等、自分の活動を以前よりも客観的に見る余裕ができてきたなと思います。2年目はこの客観的な視点も大切にして、残り半分をさらに充実した1年にしたいです。

モザンビークでの誕生日
9月にモザンビークで誕生日をはじめて迎えました。モザンビークの誕生日は自分でケーキを買って自分でパーティを開くようですが、健康診断や活動などで予定があったので私はパーティを開かなかったのですが、職場でみんなにお祝いの言葉をいただいたり、歳の話で盛り上がったりしました。毎日、私に会うと結婚しようと言ってくる職場にいる警察のおっちゃんに「私、今日、誕生日なんだけど~」って話したらプレゼントを買ってきてくれて、ちょっと申し訳なさを感じたり、当日は先輩隊員やJICAのスタッフの方とご飯をごちそうになったり、楽しい誕生日を過ごせました。改めて、モザンビークで関わるモザンビーク人、そして日本人、モザンビークでの生活も大好きだな~と改めて思う1日でした。

Ate logo! (またね!)
関朱美