国際協力への第一歩 ~青年海外協力隊員からのアフリカレポート7~



gomi
マプト市はゴミがたくさんです。ポイ捨てが当たり前で道路はもちろんですが、このような空き地にはどんどんごみが捨てられていきます。
syokubazentai
配属先の建物です。奥の一階建ての建物が私たちの部署の建物になります。周りで車の整備をしていたりして排気ガスが多く空気が悪いです。。。
namaacha
出張でセミナーに参加してきました。私たちは聞いて、コミュニケーションをとるくらいで仕事はできていないですがいい勉強になりました。

ボンディーア!(おはようございます!)

配属されて2週間が経ちました。まだまだ職場でポルトガル語が聞き取れず、どんなことを行っていくべきか見たり聞いたりしているだけで、仕事という仕事はできないのが現状です。私は新規隊員で青年海外協力隊が職場にくるのが初めてのため、同僚(カウンターパート)も私たちに何をしていいか分からないため、ほとんど放置されている状態です。

 

仕事は止まっている。だけど思考を止めない。

3~4か月しか勉強していない言語でいきなり仕事ができるわけではなく、今は現地の仕事の仕方に慣れることや、人間関係を構築していくこと、そしてモザンビークのゴミ事情を調査していくことを中心に活動をしています。嬉しいことに職場の方々には可愛がっていただいていて妹や娘、友達のように接してくれます。その一方で自分がどのような活動をしていきたいか活動計画を自分の中で考えています。モザンビークはもちろんのこと、協力隊が派遣されるような国々は日本のように構造が成り立っているわけではないので、「もしこの活動を始めてもそもそもその構造が成り立っていなければ、活動を始めたとしても意味がなくなってしまう、であればまずは構造を作っていかなければいけないのではないか、もしくは違う方向から活動をしなければいけないのではないか」と試行錯誤をしています。

焦らない。

世界各国にちらばった同期隊員もそれぞれ任地に配属され活動の報告を見ていると活動がもうできている人もいるけど私はできてないなぁと焦ってしまうときがしばしば。このレポートを見てくれている同期隊員のみんなも、同じように悩んでいる人もいるのではないかなぁと思います。 そんなこともあることを見越しているかのように、モザンビークの健康管理員の方がオリエンテーション期間のときに「活動が始まると早く活動が始まる人もいたりして焦るかもしれないけど、人と比べて焦る必要はないよ。それぞれペースがあるからね。活動をしていくにはとにかく健康第一だからね。健康じゃなければ笑顔になれないし笑顔がない人にみんなよってこないでしょ?」とアドバイスをしてくれました。 ゆっくり、焦らず、そして自分らしく活動を楽しんでいきたいと思います。

Até logo! (またね!)