ベトナムハノイ報告5 日本のODAによるベトナムと世界を結ぶ国際ゲートウエイ



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ANAが出費することになったベトナム航空
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ノイバイ国際空港(外務省HPより)
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医務室も空港の中にあります
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ニャッタン橋(外務省HPより)

みなさん、こんにちは!ベトナム(ハノイ)より特派員の浅井がベトナムの生活をお届けします。

とても綺麗になったノイバイ国際空港
ベトナムの国際空港といえば、ノイバイ空港(ハノイ)とタンソンニャット国際空港(ホーチミン)です。 この2つの空港は、2014年スリーピング・イン・エアポートという世界各国の空港情報を提供するウェブサイトで「アジアの空港ワースト10」に入りました。 ノイバイ国際空港がワースト5位、タンソンニャット国際空港がワースト8位です。 私は、ハノイに住んでいるので仕事柄、空港へ行く機会も多いのですが「暗い汚い高い(売店・レストラン)」の3Kが揃いにそろっていました。 そんなノイバイ国際空港も2015年1月、ODAの援助を受けノイバイ空港国際線新ターミナルが完成しました。1年前の話になりますが、現在でも綺麗さを維持しております。 現在のノイバイ空港は、とても綺麗です。トイレも安心してください!トイレットペーパーがきちんと備わっています。また、医務室も空港内にあります。

日越友好橋(ニャッタン橋)も完成
また同時に日越友好橋(ニャッタン橋)も作られ空港から市内までのタクシー移動はとても便利になりました。つまり「ノイバイ空港国際線新ターミナル」、「空港と市内を結ぶ高速道路」、「東南アジア最長となる連続斜張橋ニャッタン橋」によりベトナムと世界を結ぶインフラ(フン国会議長)を日本の支援により完成させたのです。
新しい物を綺麗に大切に使う習慣は、日本人にとって当り前のことですがベトナム人には難しいようです。ベトナムでは中国製の輸入品も多く、日本に輸入される中国製とは違います。1回か2回の使用で壊れてしまいます。また、壊れているものを売っている場合もあります。そんな環境ですから、壊れたら捨てる。新しい物を買えばいいという考え方になってしまうのですね。 ハノイに住んでいる日本人の多くが、新しい店ができたら行きます。新しい店ですからとても綺麗です。その店が、気に入れば1ヵ月後にもう一度行きます。そして、店が汚くなっていれば再来店はしません。 新空港ができて1年が経ちましたが、現在も綺麗さと清潔さを保っていますから今後も期待したいです。また売店も以前程ボッタくり価格ではありません。 出発ロビーの正面玄関には、ODAのネームプレートがひっそりとあります。ひっそりあるところが日本だなという感じがしますね。

ANAがベトナム航空に出費し提携するようです
2016年1月時点で、ANAホールディングスがベトナム最大の航空会社であるベトナム航空に出資することが基本合意しました。ベトナム航空の約8.8%を2兆4310億ドン(約130億円)で取得し、アジアでの業務提携を展開する予定です。今夏には最終契約を終結する見通しになっていますので、より日本とベトナムが近くなります。 是非、この夏はベトナムへのご旅行のご計画を! ハノイでお待ちしております。
(ベトナム特派員 浅井)