国際協力への第一歩 ~青年海外協力隊員からのアフリカレポート~帰国1



配属先で送別会を開きました。同僚たちがみんな集まってくれました!
モザンビークを発つとき、空港に見送りに来てくれた後輩隊員が最後のお別れの瞬間を撮ってくれました。
一番お世話になった同僚ともお別れです。もう一緒に仕事ができないという実感が湧かないです。

ボンディーア!(おはようございます!)青年海外協力隊OVの関朱美です。2017年10月4日に2年間の任期を終えて、日本へ本帰国をしました。

アフリカからのレポートをご覧になって、応援してくださったみなさま、ありがとうございました。無事に大きな事故や病気にならず、帰国することができました。

2年間を終えて得た「人とのつながり」

2年間のモザンビークでの活動を終え、充実した2年間が送れて、得るものがたくさんあったことを実感しています。2年前には、まさかポルトガル語であんなに自分の意見を言えるようになるとは、文化も考え方も違う人たちとあんなに感情をぶつけ合うことができることになるとは思っていませんでした。そして、こんなに多くの方々とつながりを持って帰ってこれることになるとは思っていませんでした。

海外ボランティアを夢見ながらも協力隊員の経験は意味があるのかと参加を迷う人も多いと思いますが、私は自信をもって「協力隊員に参加して、本当によかった!」と言えます。2年半前、そのまま日本で働いていたら決して得られない経験をたくさん与えてくれました。それは、自分自身の大きな成長につながったと思いました。今後は、私が得た経験をフィードバックし皆さんに伝えていきたいです。

感謝の気持ちがあふれる2年間

辛い時も楽しい時も誰かがいて、この2年間活動もプライベートも充実し、無事に過ごせたのは支えてくれた皆さまのおかげです。現地のモザンビーク人の方々はもちろんのこと、協力隊員や専門家、JICAスタッフ、民間企業の方々には2年間、お世話になりっぱなしでした。そして日本からずっと見守ってくれていた友人、先生、家族がいて、いつでも帰れるところがあったからこそ頑張れたと思います。2年間応援してくださった皆様に日本で再会して元気な姿を見せ、お礼をしたいです。

活動後半、新HP移転などの都合でレポートを公開できず申し訳ございませんでした。今後、このレポートをまとめ、WEB出版する予定です。後半の活動報告やみんなとの最後のお別れなどのレポートはWEB出版に組み込んでいきます。青年海外協力隊員のボランティア活動が気になりながらも、日本社会を飛び出す決心までに至らず悩んでいる若い方々に向け、背中を押す内容にまとめていきます。ご期待ください。

またこちらで、引き続き帰国後の研修や協力隊の社会還元活動についてもお伝えしていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

関朱美