グローバル人財リサーチ研究員の関さんの、夢を叶えたアフリカ「モザンビーク」での「青年海外協力隊」体験記、出版のお祝いを行いました。2年間にわたるアフリカモザンビークでの青年海外協力隊員としての活動を終え、「だれだ って小さな勇気があれば自分の夢を叶えられる。世界に飛び出せる。」と いうことを伝えたくて書いてきたブログをまとめたものです。その内容は、自信の中学生の思いから始まり日本社会や文化の違いとか、どんなことを大切に生き ていくのか、ずっと世界に飛び出してみたいと考えながらも、踏み出せななかった自分の気持ちを素直な表現でまとめものです。普通の女性が普通の言葉で、日本とは全く違った社会で体験したことが赤裸々に書かれています。 これを読めば、誰でも新しい世界に飛び込む勇気が湧いてくる エネルギーを秘めた一冊でした。
この本に応援の気持ちを込めてコメントを書いてくれた、(株)国際開発ジャーナル社の末森満社長も駆けつけて祝ってくれました。末森社長は、日本とは極端に違う環境下の開発途上国アフリカで、現地の人々と「生活する」「働く」の 現場からの貴重な報告はこれからの若い人々に大いに参考になる。中学生からの夢-JOCVへ想い焦がれて、10年経ってその夢を叶えた女性「関朱美さん」人 生は沢山の人々との出会いで成り立ち、人は成長する。 と書いてくれました。
今回は授業と重なり残念ながら参加できませんでしたが、金沢学院大学教授の多田孝志教授も、自身が最近執筆した新著の中で、この本の内容を引用してくださり、「人間の成長における現場性と身体性に重要性、前向きに生きていくことへの冒険 心と勇気をもつことの大切さを感知させるすぐれた体験記である。本著には、聴く・話す・ 触れる・嗅ぐ、味わうといった五感を通した異文化体験、また臆せず勇気をもって現地の 人々と交流したことによる、発見・気づき、戸惑いや、感動などが綴られている。皮相的 人間関係、浅い思考が蔓延する世相の中で、心に響く体験のすばらしさを人々に感得させ る好著として、是非多くの人々に読んでほしい。」と最大限の賛辞を寄せてくれました。
(株)ネクストエデュケーションシンク代表取締役社長、斉藤実さんも、これから日本の「青年海外協力隊」に参加を考えているすべての若者に贈りたい感動の実 践体験記。
普通の悩み多い若き女性が、狭い日本から世界に飛び出して、発展途上国の人々に協力し 社会に役立っていく。多くのトラブルも克服して熱い毎日の現場体験の中で、自らも大き く成長していく! いま最も進展が著しいアフリカの「モザンビーク」においての最高に熱 く楽しい2年間の成長の記録。とコメントしてくれました。
執筆した、関さんは、アフリカでの「ソーシャルビジネス」を学びたいと今年から大学院に入学しました。
また、同じくグローバル人財リサーチ研究員の斉藤明彦先生も内地留学で、大学院入学となりました。斉藤明彦先生は、「学校における生徒への理解を深める人財可視化やカウンセリング」についての研究を進めていくことになりました。
またグローバル人財リサーチの、人財可視化システムの開発実験を進めていただいた、玉川聖学院の幸田雅夫先生も駆けつけ祝ってくれました。(斉藤宏)