ベトナム人 Vietnam の特徴・適性を診断、検査し「日本企業」にとっても「ベトナム人財」にとってもプラスな採用マッチングによる適材適所を行う、NET*ASK™無料トライアルご相談ください

ベトナム人の在留者は37万1755人になった

ベトナムと日本の関係は極めて密接である。出入国在留管理庁によると、2019年6月でベトナム人は37万1755人で3位、2位が韓国で45万1543人、1位は中国で78万6847人です。

ベトナム人の半数は「技能実習生」で、そのほか「留学生」、新たな受け入れが決まった「特定技能者」がいます。2018年と比べると3.6%の増加傾向です。

日系企業も次々とベトナムへ進出が続いている

理由は、日系企業のベトナム進出が続いており、ベトナム在住の日本人も増えています。

日系企業がベトナムに来るのは、中国の次の国ということです。ベトナムは現在開発に沸いています。GDP成長率も7%を超え、街のあらゆる場所で、建物が建設され、ビルも次々とできています。

ベトナムの人口ピラミッドは今後も労働力の増加を示唆

それは働ける人財が多いからなのです。人口ピラミッドを日本と比較してみると一目瞭然なのですが、ベトナムの働く人たちの年代20歳台が広がりしっかりとしたピラミッドを形成していて、高齢者を支える構成ができています。人口ピラミッドのチャートをご覧ください。

一方日本は、細くなったローソクのようで、労働人口も少なく、将来高齢者を支える若者がいない状態なのです。日本もかってこのような時代があったことを思い出します。日本はこのあとも、出生率が低いためこのピラミッドが良くなることはないのです。ベトナムのピラミッドを40年ずらすと日本と同じようなピラミッドになるので、人口比率に関して、ベトナムはまだまだ、発展すると考えられます。

社会インフラは未来的だが昭和レトロのような街が残っている

ハノイは一見高層ビルが立ち並び、夜になるとビルの窓には、デジタルな広告イルミネーションが光輝き未来的な雰囲気なのですが、一歩路地に入ると暗い迷路のような道路をバイクが音をかき鳴らして行きかうという、昭和レトロな雰囲気で、いまだに、cafe全盛で人々が時間をつぶしながら、最新のスマホを見ているという、ちぐはぐな世界が存在しています。日本人は、有線電話、ポケベル、大きな携帯電話、ガラケイ、そしてスマホと段階を踏んできましたが、ベトナムでは、インフラは、段階を経ず突然スマホになっているのです。しかし、日本でも昭和初期がそうだったように家族が中心で助け合う生活を送っています。家族形態はそのままで社会インフラがワープした不思議な空間なのです。

ベトナム人はウエルカムな人財

ベトナムでの賃金は、日本の10分の1程度で、より高い賃金を得てよい暮らしを望み、日本語を学んで日本に来るのです。ベトナム人は日本人にはとても友好的です。日本と同じ仏教が普及し、仏教寺院もそこら中にあり、儒教の考え方も浸透し年長者を敬う、また勤勉で、女性の社会進出も進んでいます。さらに器用で、教育熱も高く、技術的にも高いレベルを持っています。日本にとってはウェルカムな人財ではあります。

しかし課題もあります

しかし、唯一ベトナム戦争でアメリカに勝った国で、プライドは高いです。日本とは近い国ではありますが、日本の企業がベトナム人を雇う場合、課題も存在します。

最も大きな課題が、せっかく雇用が決まっても、突然辞めてしまうことが多いのです。理由はいろいろ聞きますが、家族との時間を大事にするので、「会社への通勤距離が遠い」からなどという理由もありますし、少しでも今の給料より良いところがあると、そちらに移ってしまう場合もあり、日本人のように会社への帰属意識は低いと考えられます。

また、社会主義ということもあり、サービスに対する考え方は低く、自分中心に物事を考える場合が多いです。

採用ミスマッチングが起こる

そのほかも様々な、理由がありますが雇用する日本の企業にとってもミスマッチングは避けたいと考えています。ミスマッチングで辞めてしまったら、雇用にかかった費用も無駄になるだけでなく、人財を新たに探すまで企業としても活動が停滞してしまうからです。実習生側にとっても、ストレスがたまり、病気になったり、帰国を考えることも出てきます。相互に時間もお金も無駄になってしまうことが起こるのです。

採用人財を見抜くのは無理

写真は「ハノイの送出し機関の日本語訓練学校」と「縫製の実習教室」、「面接の練習中の生徒」、と「日本語学習中の生徒」ですが、皆さん目が輝き明るく前向きで、学習も一生懸命やっていて日本語も上手です、さらに、規律を守り応対もはきはきとして、元気です。みんなよく見えます。これらの人財から選ぶのは至難の業でしょう。

実習生を雇う日本の企業は中小零細なところが多く、ベトナムの送り出し機関で日本語教育を受けてきた実習生の中から、自分の会社にあった人財を選ぶのですが、面接のため、ベトナムに来るのは数日間の滞在で、実習生の技術的なレベルは履歴や質問で確認できても、最も重要な適性について見破ることは、ほとんど無理でしょう。面接では、送り出し機関が、面接前に何回も何時間もかけて厳しい対策面接練習をさせて、その指導を受けて面接を受けるわけですから、見た目立派な対応をできます。どれだけ人事に詳しい社長がきても見破ることは至難の業です。それが、ミスマッチングにつながっています。

ベトナム人の特徴を調査研究中

ミスマッチングを防ぐためには、適性のテストを受けてもらうのが一番良いのです。事前に適性を見て面接を行えば人財も会社も相互に不幸なミスマッチングに陥ることはありません。これは、ベトナムに工場進出した日本企業の社員雇用の場合も全く同じです。

現在、ベトナムにおいて、さらに詳細なベトナム人の適性・特徴を調査研究しています。送り出し機関や、技術者などトライアルで調査しております。

調査は当リサーチと協力関係にあるネクストエデュケーションシンクのクラウド診断システムを使っています。この診断システムはどのようなシステムかというと

適性診断「NET*ASK™」とは

人財の本質を見抜くのに、どんなに経験豊富でも、面接による判断だけでは実際の50%が限界といわれています。適性診断「NET*ASK™」を有効に活用することにより、面接官や管理者の経験による主観的な判断のほかに、客観的に人財の資質、性格・価値観、行動パターンを分析することにより、自社に根付く、将来性のある、ポテンシャルの高い人財の採用や育成をすることが可能となります。

クラウドで世界のどこにいても7分で分析

PC、スマートフォンでわずか7分、144問の質問に答えるだけで、瞬時に人財の適性・適職の診断結果が表示されますので、受診者の負担にならずに的確な資質・適性分析が可能な診断ツールです。人間の本質を長所と短所の両面から数値で分析表示し、深く本質を判断することができます。

モチベーションを診断できます

モチベーションの高い、責任感の強いタイプ、義理堅く素直に伸びていくタイプ、自主的に行動できるタイプ、指導力が高く、将来的にはまとめ役やリーダーとして活躍する可能性のある人財などの把握ができ、個性や持ち味を活かした人財育成が可能となります。

ストレスの状態をモニタリングできます

また「協調性が高く環境に合わせるため、自身が疲れてしまったり、真面目で忍耐力があり頑張り屋だが、プレッシャーを受けるとストレスとして感じやすいタイプ」なども把握できますので、大切な社員を守るための支援や、事前の対応が可能となります。

導入の結果、人財の傾向による適材・適所配置により、それぞれの長所を活かすことで社内で活躍する場面も増え、組織のパフォーマンスの最適化にも有効なアセスメントです。

トータルデータは300万人以上のビッグデータだから信頼度が高い

全国1300事業所以上への採用実績。業種、職種を問わず長期にわたって累計300万人以上の方にご利用いただいています。また一般企業のみならず公的機関にも採用されている信頼度の高いツールです。

ベトナム語はもちろん多言語に対応している

受診用の診断画面は、英語、中国語(簡体字・繁体字)、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、ミャンマー語等の多言語に対応しています。

「NET*ASK™」の活用シーン

・新卒・中途採用
・チームビルディング
・適材適所配置・育成
・ハイパフォーマ分析
・モチベーション把握
・採用時のうつ、メタルヘルス、リスク人材対策
・ストレス耐性把握
・キャリアカウンセリング
など様々なアセスメントを行うことができます。いろいろわかってきていますので、今後続けて報告していきたいと思います。

すでに世界の人財についての調査については本webで報告しています。

「コンピテンシー可視化ツール「グローバルプラス」による分析 外国人と日本人、男女の有意な違いはあるのか?」そのほかも様々な調査を行っています。(斉藤宏)

 

 

 

※詳しくはネクストエデュケーションシンクにお問い合わせください。

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